趣旨
空き家、空き地は、所有者、近隣住民、行政にとっても頭の痛い問題です。売りたくても売れないという居住者、草ぼうぼうになって困っている近隣住民、住民からのクレームや改善要望に応えきれない行政という現状があります。この原因として空き家、空き地所有者自身に危機意識が弱く、ほうっておいても困る状況にはない、ということで放置されることがあります。併せて、利用していないのに固定資産税を支払い続けるという経済的理由から売却しようとしても希望価格で売れない、更には0円でも売れないというマイナス不動産としての処理に困っている状況が表出しています。そこで、このシンポジウムでは、空き家空き地をどのようにすれば良いのか?どう活かすのか?売るためにはどうするか?をテーマに、ディスカッションをします。
開催情報
日時:
2019年9月21日(土)14:00~17:00 (懇親会17:00~18:00)
※受付は、13:30からです。
場所:
建築家会館 本館1階 ホール (懇親会はJIA館 1階 建築家クラブ) / 地図
住所:
東京都渋谷区神宮前2-3-16
参加費、資料代:
参加費は無料
※事前申込必要(予定:120名)
主催:
一般社団法人全国空き家流通促進機構
後援:
一般社団法人日本建築学会※
公益社団法人日本建築士会連合会※
公益社団法人日本建築家協会※
NPO法人日本住宅性能検査協会
一般社団法人日本建築まちづくり適正支援機構
司会:
富永順三(全国空き家流通促進機構理事)
挨拶:
大谷昭二(日本住宅性能検査協会理事長)
コーディネーター:
連健夫(建築家・日本建築まちづくり適正支援機構代表理事)
コメンテーター:
小野悠史(不動産ニュースライター)
パネリスト:
・饗庭伸(都市計画家・首都大学東京教授)
・松本昭(地域創生アドバイザー・一般社団法人チームまちづくり専務理事)
・櫻井芳樹(日野市まちづくり部都市計画課住宅政策係)
・田中裕治(宅地建物取引士・全国空き家流通促進機構代表)
プロフィール
◆コーディネーター
1956年京都府生まれ、東京都立大学大学院修了、建設会社10年勤務後、1991年渡英、AAスクール大学院、同校助手、1996年帰国、事務所開設。作品:はくおう幼稚園おもちゃライブラリー(栃木県建築景観賞)、荻窪家族レジデンス(2016年グッドデザイン賞受賞等)著書:「心と対話する建築・家」早稲田大学・芝浦工業大学非常勤講師、港区まちづくりコンサルタント、港区景観アドバイザー、JIAフェロー、日本建築まちづくり適正支援機構代表理事
◆コメンテーター
不動産・住宅業界を中心に幅広く取材、記事を執筆。「週刊文春」、「週刊東洋経済」、 「読売新聞オンライン」、「FACTA」、「ウェッジ・インフィニティ」「東洋経済」などに寄稿。
◆パネリスト
1971年兵庫県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。博士(工学)。同大学助手等を経て、現在は首都大学東京 都市環境科学研究科 都市政策科学域 教授。専門は都市計画・まちづくり。主な著書に『白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか』(共著2014年 学芸出版社)、『都市をたたむ』(2015 年 花伝社)など
地域創生アドバイザー 博士(工学)、技術士(都市及び地方計画)、一級建築士、宅地建物取引士など。 ㈱市民未来まちづくりテラス代表 (一財)ハウジングアンドコミュニティ財団専務理事、(一社)チームまちづくり理事、東京大学、法政大学等非常勤講師。逗子市、大磯町、八潮市等のまちづくり審議会会長。最近は郊外戸建住宅地の空き家予防と住宅地創生に関する研究実践活動に重点をおいて元気に活動中。
日野市役所まちづくり部都市計画課住宅政策係長。平成16年日野市役所入所。財産管理課に配属、公共施設の営繕業務に従事。平成22、23年度に都庁に出向、都市整備局都市づくり政策部土地利用計画課にて多摩部の都市計画に従事。平成24年度から日野市役所まちづくり部都市計画課に配属。平成25年度に住宅マスタープランの改訂、平成27年度から空き家対策を
一元的に進める。平成29年度には同課内に住宅政策係を設置、現在に至る。
1978年神奈川県生まれ。不動産コンサルタント。大手不動産会社で10年勤務後、株式会社リライトとして起業(代表取締役)。(一社)全国空き家流通促進機構 代表理事。著書『売りたいのに売れない!困った不動産を高く売る裏ワザ』(2019年 ぱる出版)、『不動産相続対策 貰って嬉しい富動産、貰って損する負動産』(2018年 ギャラクシーブックス)